中田春子のダイアリー

世の中のことに、ちょっとだけ自分の考えを言ってみます。

小泉氏は米国に「自国兵士の救済責任」をとらせるべき

こんにちは、春子と申します。

下の記事を読みましたが、小泉氏のやっていることは矛先がずれていると思います。

abematimes.com

小泉氏は、元首相、自民党総裁なのです。
それだけの役職を経験した人なのですから、個人的にお金を集めて届けるのではなく、アメリカ軍に対して、兵士の被害に対し、きちんと補償しないのはおかしいと指摘すべきです。

日本はアメリカ軍に、安全保障に関する多額のお金を支払っています。
その予算のごく一部でも、彼らの救済に回っていれば、福島のために働いてくれた兵士の方々はどれほど助かったことでしょう。

しかし、アメリカ軍はその莫大なお金を、本来そうであるべき病気の兵士の被害補償には回さず、他のことに使っています。
その間違いを指摘することこそ、元首相としての小泉氏の役割だったのではないでしょうか。

 

もし、アメリカを助けるために日本の自衛隊が出動して、自衛隊員が負傷した場合、アメリカがお金を支払ってくれるでしょうか。アメリカは「自国の責任で保障してください」と言うはずです。
こういったことは、アメリカが自国の責任でやるべきです。
小泉氏の募金活動に経団連が協力しないのも、当然ではないでしょうか。

そして、そのためのお金は日本国民が十分すぎるくらい支払っています。
それを指摘せず、自分が集めた金額と有名人の名前を並べている小泉氏には、もっとご自身の社会的な責任を自覚してほしいと感じました。

 

アメリカ軍では、他に就職先がなく、軍隊に入った若者が、ご家族にも会えず、異国の地で過酷な日々を過ごしています。
そうした若者を病気にさせて、将来を潰しておいて、補償責任も果たさず、使い捨てのように扱っているアメリカの政治家と、それを指摘しない日本の政治家がおかしいのです。

少ない年金でなんとか暮らしている年寄りや、ワーキングプアの若者たちから集めた税金です。もっと人のために使っていただきたい。

そのために、もっとできることをきちんと考えて欲しい。


この記事を読んで、私が小泉氏に感じたのは、そういうことです。